社会人としての初めてのお勤め、あるいは転職で、
「新しい職場にどうやったら早く溶け込めるだろう」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新しい職場に早く溶け込むコミュニケーション術5つについてお話します!
新社会人はもちろん、転職で新しい職場に飛び込んだオトナにも役立つ内容になっています。
「新しい人間関係」誰もが不安を感じる
私は転職を2回しています。
転勤も含め、「4回新しい環境」を経験しています。
最初の3回は、不安でした。「いじめられたらどうしよう」と思っていました。
人間の脳は、自分の身を守るため、「未知な」ものに不安を感じるようにできています。
まずは、「不安なのは当たり前!」と開き直りましょう!
それではここから、新しい職場に早く溶け込む【コミュニケーション術5つ】について話しします。
新しい職場に早く溶け込む【コミュニケーション術5つ】
その1:清潔感のある身だしなみを心掛ける
人の第一印象は2秒で決まると言われています。
その55%は「視覚情報」つまり目からの情報です。
(アメリカの心理学者メラビアンが提唱した【メラビアンの法則】)
髪は整っているか?靴はボロボロでないか?服はしわしわでないか?
家を出る前に、今一度鏡の前で確認しましょう!
その2:「初めまして」だけ明るく!
初めての職場での「自己紹介」
「何を話そうかな」「うまく話せるかな」と緊張しますよね。
メラビアンの法則によると、人を印象付ける33%が聴覚情報です。
つまり、声の大きさ、速さ、トーンなどです。
話の内容はあまり気にする必要はありません。
新入社員の自己紹介なんて日々の仕事が忙しさの中で、明日にはみんな忘れています。
「何を話すか」よりも「どんな風に話すか」が、人の印象を左右します。
ちょっとだけ頑張って「初めまして」だけ明るく言ってみましょう。
その3:素直に「緊張している」ことを伝える
これは初対面の人との会話で、どんな場面でも使えます。
「緊張してる」ことを伝えてしまいましょう。
素直な印象を与え、その場の空気がふっと緩みます。
相手も緊張している場合もあるので、グッと話しやすく感じてもらえるはずです。
その3:「誰か一人と仲良くなれたらよい」と気楽に考える
どんな「スーパーいい人」でも、世の中全員の人に好かれることはありません。
人気の芸能人でも、アンチが存在します。
新らしい環境で、多くの人に好かれた方が過ごしやすいのはもちろんです。
しかし初めから「みんなに好かれよう」とすると、気を使いすぎては、数日で疲れてしまいます。
頻繁にやり取りする人は誰か考えてみましょう。
あるいは同年代の人も親しみを持ってもらいやすく、仲良くしやすいかもしれません。
「とりあえずこの人とだけ仲良くできたらいい」と気楽に考えましょう。
その4:お礼を言うときは「ありがとう+名前」
人が一番親しみを持っている言葉は何でしょうか。
答えは、その人の「名前」です。
幼いころから何度も呼ばれ、書いて、言ってきた言葉は誰しも自身の名前です。
名前は、その人個人を表す重要なアイデンティティです。
人は名前を呼ばれると、その人に親しみを感じ、好印象を持ちます。
心理学では「ネームコーリング効果」と言われています。
新しい職場では、いろいろと教わることも多いはず。必然的にお礼を言う場面が増えます。
そんな時は「〇〇さん、ありがとうございます。」と言ってみましょう。
相手の名前も憶えられて一石二鳥ですよ!
その5:「教えてください」という姿勢を見せる
【承認欲求を利用しよう】
人間は誰しも、「必要とされたい」「頼られたい」生き物です。
「人から認められたい」という承認欲求があるからです。
(心理学者のマズローが提唱した「欲求5段階説」聞いたことがある人も多いのではないでしょうか)
分からないことはどんどん質問し、相手に教えてもらいましょう。
「分からないことはない?」と聞かれたら「大丈夫です」と答えるより、
「〇〇について教えてほしいんですけど…」と素直に質問する方が好かれます。
【認知的不協和について】
相手があなたを助けると、脳は「助けたのは何故か」→「この人が好きだから」と勘違いを起こします。
人間は自分の考えや行動に矛盾が生じると、その矛盾からくる不安を解消するしようとします。
自分の行動について正当化するため「考えを修正」するのです。
(心理学者レオン・フェスティンガーが提唱した「認知的不協和」)
この2の心理を利用して、分からないことは積極的に質問してみましょう。
『夢をかなえるゾウ』
これから新しい職場で頑張ろうとされてる方へ、お勧めの1冊を紹介します!
『夢をかなえるゾウ』著:水野敬也
2007年に刊行され、2018年には200万部を突破した大ベストセラーです。
シリーズは全4巻。ドラマ化、アニメ化されています。
「人生を変えたい!」と願った平凡なサラリーマンの前に現れた、像の神様「ガネーシャ」
ガネーシャから与えられた課題を主人公が実践し、人生が変わっていくという、物語になった自己啓発本です。
最初にガネーシャが主人公に与えた課題が、「靴を磨く」こと。
この記事でもお伝えした、「身だしなみを整えること」になります。
どうして靴磨き?と思った方も、この本を読めば「靴磨きを買いに行こうかな」と思ってしまうはず。
「新しい職場で自分を変えたい!」と思っている方は、ガネーシャに背中を押してもらいましょう!
まとめ
良好な人間関係を築く方法は、心掛けるだけ、知っているだけでも違います。
毎回実践できなくても、1回でも実践できたら自分をほめてあげましょう。
この記事を読んで、新しい職場で頑張ろうとしているあなたはすごいです!
となりのアカシさんでは「働く大人女子の今を楽しくする」ことをモットーに、
人間関係や、コミュニケーションに関する情報を中心に発信しています。
よければまたお越しください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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