あなたは今の生活を楽しんでいますか?
コロナが完全に消えることはなく、思うように身動きが取れない日々。
憂鬱になることもありますよね。
そんなコロナ禍に読んでほしい〈今の人生を楽しむ秘訣〉が学べる1冊を紹介します。
『フランス人は10着しか服を持たない』著 ジェニファー・L・スコット(神崎朗子訳)
- 今の生活に退屈している人
- 自分を大切にできていない人
- フランス人のライフスタイルに興味がある人
30代独身女性にはぜひ読んでほしい1冊です!
今から実践できることばかりで、あなたの人生を豊かにしてくれるヒントが詰まっています。
あらすじ
著者のジェニファーさんは、カルフォルニア育ちの「カルフォルニアガール」
現在も2人の娘さんとダンナさんとカルフォルニアに住んでいます。
(著者ホームページ Jennifer Scott (jenniferlscott.com) )
ファッションの本かと思いきや、そうではありません。
ジェニファーさんがフランスに留学中、ホームステイ先の貴族の邸宅で学んだ人生の教訓が書かれています。
本は全部で3部作となっています。
3作品すべて読みましたが、どれも生活を豊かにするヒントがたくさん書かれています!
今回は1作目を中心に、本に紹介されている人生を楽しむヒントを紹介します!
人生を楽しむヒント
「10着のワードローブ」を持つ
フランス人は10着しか服を持たないって本当!?
タイトルを見て一番気になるところですよね。
「ワードローブ」とは、「クローゼットの中にあるすべての服」という意味です。
- 10着には上着・アンダーシャツ・靴下・アクセサリーは含めない。
- 季節ごとに入れ替えてよい。(季節ごとに10着ということ)
- 本当に気に入った服しか持たない。
つまり「自分が本当に気に入った服を長く大切に着る」ということです。
服を買うときには本当に気に入った服を、予算内で買うことがおすすめされています。
10着に絞ることには思い切りが必要です。
でも「本当に気に入った服だけにする」ことならできそうですよね?
「シック」に生きる
この本のキーワードは「シック」です。
「その振る舞いが「シック」かどうか」が良し悪しを決めるポイントになっています。
私の解釈ですが「シック」=「おしゃれでカッコいい」というイメージです。
- 「一番良い物」を普段使いする。
- ほめられたら「ありがとう」と言う。謙遜しない。
- 本を持ち歩く。
上記だけでも「おしゃれでカッコいい」感じがしませんか?
他にもシックに暮らすためのポイントが40項目ほど書かれていました。
あなたが実践したいものもきっと見つかるはず。
「今」を楽しむ
コロナ禍の今だからこそ、心掛けたいことです。
- 日常にささやかな喜びをみつける。
- 一つの物事に集中して取り組む。
- 情熱的に生きる。
映画『アメリ』の例がたびたびこの本には登場します。
アメリの母が好きなことは「ハンドバックの整理」と「雑巾を足踏んで床を掃除すること」だそうです。
特別ではない日常のルーティーンに、集中して取り組む。
五感を使って、日常の食事や景色や匂いを楽しむ。
あなたは「今」を十分に味わって生活していますか?
30代独身OLの感想
ファッションの本かと思いきや、人生を楽しむ秘訣が詰まっている本でした。
また、筆者の目を通して、パリの生活が想像できて、パリ憧れている私はワクワクしました!
実際にパリに行って、フランス人の生活スタイルを私も肌で感じてみたいです。
女性向けの本に見えますが、フランス人男性の例えも多く出てくるので、男性でも参考になると思います。
まとめ
『フランス人は10着しか服を持たない』は全3シリーズです。
こちらが2作目。
こちらが3作目。
漫画にもなっているので、活字が苦手な方は、漫画で読んでみるのもおススメです。
フランス人の今を楽しむ生活の様子に、読むだけで前向きな気持ちになれますよ。
コロナ禍の今だからこそ、ゆっくり本を読みながら、人生を楽しくする秘訣を学んでみてはどうでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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