部署の責任者を任されたり、中間管理職になる人もいる30代。
「自分の上司が自分よりも年下」ということも珍しくありません。
上司が年下だと、どんな風に接したらよいか、迷う方も多いのではないでしょうか。
私の上司も私よりも年下です。
上司が赴任した当初は、どう接したらよいか戸惑いました。
一言で「年下上司」と言っても、相手の性格や立場によって、上手な付き合い方は変わってきます。
今回は、年下上司を3つのタイプに分けて、上手な付き合い方を紹介します!
年下上司が接しにくい理由
年齢の上下は、どうすることもできません。
「上司が年下だから接しにくい」という理由だけで、仕事を変えるわけにもいきません。
年下上司に対しいて「接しにくい」と感じる理由の一つは、
日本に根強く残る「年功序列」の考え方です。
「実力主義社会」と言えども、日本人は特に、年齢と上下関係が一致していないことに、モヤッとしがち。
上司が年下であることを気にして接しにくいと感じているあなたは、
「自分の方が年上であること」
「自分の方がキャリアが長いこと」
「上司より自分の方が仕事ができること」
等を気にしている可能性があります。
あなたが「接しにくい」と感じているのであれば、年下上司も「接しにくい」と感じているかも。
では、「年下上司」にどう接したらよいのでしょうか?
上司のタイプ別に一緒に考えていきましょう!
タイプ①外部から来た上司
外部の会社から派遣されてきた上司の場合、仕事ができる人が多いのではないでしょうか。
まさに「実力主義社会」でのし上がってきたタイプ。
仕事に対するモチベーションが人一倍高く、仕事をこなす能力も高い人が多いです。
このタイプは、自分が周囲よりで年下あっても、上司自身は気にしていない可能性があります。
外部から赴任してきた年下上司とうまく付き合うポイントは下記の3つです。
- 年齢のことは口にしない
- 上司の仕事ができる部分を大いに利用する
- 上司が知らない社内のルールや物のありかを教える等して頼ってもらう
実力主義で昇級してきた上司に、年齢のことを口にするのはナンセンス。
「若いのにすごい」等上から目線の発言はしないように気を付けましょう。
年下上司が、仕事ができるのであれば、会社のため、部署のためにここぞという時は、上司を存分に頼りましょう。
また、外部からきている上司は、社内のルールや物のありかを知らないことも多いでしょう。
何か聞かれたり、頼られたりする場面も出てくると思うので、コミュニケーションを取るようにしましょう。
外部から赴任してきた年下上司とは、互いに頼り・頼られる関係を築きやすいです。
「外部から来た若者」と毛嫌いせずに、受け入れる姿勢を見せましょう。
外部から来たバリキャリの上司については、こちらの記事も参考にしてください。
タイプ②元同僚の上司
一緒に働いてきた年下の同僚が昇級し、自分の上司になることもあるでしょう。
上司自身、やりにくさを感じやすいのがこのタイプ。
特に謙虚で低姿勢な人は、今まで同僚であった年上の部下に対して、遠慮しがち。
元同僚の年下上司と上手く付き合うポイントは下記の3つです。
- 「頼りにしている」ことを口にする、行動にする
- 仕事の話は敬語でする
- たまには雑談して、リラックスして話しをする
年齢がいくつであろうと、上司になったからには周囲に頼れる存在でありたいと本人も思っているはず。
「頼りにしているよ」と口に出していうこと、そしてピンチの時には年下でも上司なら遠慮なく頼りましょう。
頼らることで、元同僚年下上司も、上司らしく頼りがいのある存在になっていきます。
今まで年下だからとラフにため口で話していた人も、仕事の話の時は敬語を使いましょう。
お互いに気持ちが引き締まり、年齢を気にせず、業務を進めやすくなります。
そして、たまには雑談もしましょう。
リラックスする時間を作ることで、元同僚であった上司もホッとすることができます。
タイプ③役職者のご子息の上司
一番、部下がやりにくいと感じるのがこのタイプ。
「役職者のご子息」というだけで、まったく仕事ができない人もいます。
「自分は社長の息子だから」と偉そうにするタイプもいるので、厄介です。
役職者のご子息の年下上司と、上手く付き合うポイントは下記の3つです。
- 出来そうな仕事を任せる
- 上司の判断が必要な場面では、相談する
- 過剰に特別扱いしない
会社のルールや、業務について全く分かっていない場合でも、簡単にできそうなことを任せてみましょう。
「上司の判断」が必要な場面では、頼りなく感じても相談はしましょう。
「自分が上司なのに相談されなかった」と気分を悪くする上司もいます。
自分の中で対応方法を決めておくか、同僚と相談して答えを用意した上で相談し、上手く上司を誘導しましょう。
年下上司がたとえ社長の息子であっても、過剰に特別扱いするのはやめましょう。
自分も周囲も気疲れしますし、年下上司の性格によっては特別扱いを嫌がる人もいます。
上手く付き合っていければ、自分のコミュニケーション能力もアップします。
「自分のスキルアップのための教材」と思って、根気よく接しましょう。
役職者のご子息上司が苦手な人は、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
あなたの職場の年下上司に当てはまるタイプはいましたか?
上司が年下でも、仕事にはもちろん関係ありません。
やりにくさを感じても、接し方を工夫すれば、上手に付き合っていくことは可能です。
30代の懐の深さで、年下上司と良好な関係を築いていきましょう!
職場でのコミュニケーションについては、こちらの記事も参考にしてください。
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人間関係や、コミュニケーションに関する情報を中心に発信しています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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